【連結子会社ライクアカデミー】ライクアカデミーが、にじいろ保育園事業で東京都食品衛生マイスターに


ライクアカデミーは、この度一連の審査基準をクリアし、東京都からライクアカデミーとしての食品衛生自主管理の本部認証をいただきました。にじいろ保育園121園が認証の対象となります。

■認証取得への想い

毎年、日本国内では1~2万人程の食中毒患者が発生しており、死亡事例もございます。食中毒発生となり得る原因を正しく理解し、基礎的な食品衛生管理を徹底することが課題となっております。私たちは、大切なお子さまをお預かりする保育事業者として、食品衛生管理の見直しを図り、子どもたちの命を守りたい。さらに、日頃から行っている安心・安全への取り組みを可視化し、より質の高い保育サービスを提供したい。そのような想いから、今回の認証取得に至りました。

 

■ライクアカデミーの食品衛生管理3つのポイント

①食品衛生の3原則「清潔(菌をつけない)」「迅速(菌を増やさない)」「加熱・冷却(菌をやっつける)」の徹底

基礎的ですが、最も大切です。研修でマニュアルの読み合わせを行い、意識の刷り込みを図っています。

②チェック表を用いたフィルター管理

 食材、献立、アレルギー除去などのあらゆる確認事項は、漏れがあった場合でも早い段階で気づけるよう、チェック表を用いて複数回確認します。

③記録に残す

職員の体調管理から子どもたちの喫食状況まで、すべて記録に残します。記録に残すことで、振り返りもしやすくなり、質の向上にもつながっています。

■栄養士インタビュー

にじいろ保育園上石神井 栄養士:中山 慎司

・衛生管理について普段から心がけていることは?

①作業場所の区分け

基本中の基本ですが、こまめな手洗いを徹底し清潔に保つことを心がけています。食中毒予防やアレルギー児の誤食防止のため、作業場所は食材によって区分けし、調理器具も区分けごとに使い分けます。誰が見てもわかる場所に調理器具を置き、新人の方が入ってきたときなども、間違えることがないようにしています。そのほかにも、生ものや卵は食中毒の原因になりやすいため、専用のトレーやボウルの使用を徹底しています。

②提供時間

食中毒予防の面から、早く作りすぎて提供までに時間が空いてしまわないように気を付けながら、逆算して作業スピードを考えています。提供まで時間が空くと菌が繁殖してしまうので、食中毒のリスクが上がってしまうのです。

③給食室内でのコミュニケーション

給食室内で職員同士のコミュニケーションがしっかりとれていることが、より安心安全でおいしい給食の提供に繋がっていると信じています。また、給食室と保育士の関係に壁がないのも特徴です。普段から保育士と関わることが多く、双方向のコミュニケーションがとれています。食育を実施する際にも連携は欠かせず、みんなで子どもたちのことを考えながら、自然と結束力も高まっています!

・夏場、食中毒にならないために気を付けることは?

①その日食べる分だけ作る!

気温が上昇し細菌が育ちやすい夏場は、食中毒のリスクも高まります。ご家庭での料理の際は、その日食べる分だけ作ることが最良です。多く作って保存したいときは、しっかり密閉して冷蔵庫へ入れましょう。また、家族全員がいつ作られたものか分かるように、保存容器に日付を書いておくとなおよいです。

②肉はよく焼く!

食中毒にも、様々な原因がありますが、ご家庭で発生する事例でよく聞くのが、お肉の生焼けです。特に豚と鳥は特に注意が必要です。レシピに記載されている加熱時間に頼りきってしまうと、厚さや大きさが違うことで十分に熱が通っていない可能性があることも。加熱後に包丁を入れ、中まで火が通っているか確認するよう癖づけることで、食中毒のリスクは減らすことができます。

 

■ライクアカデミーについて

ライクアカデミーは、「人から“ありがとう”といわれるサービスを提供する」という企業理念のもと、事業所内保育施設はもちろん、認可保育園・認証保育所である「にじいろ保育園」、学童クラブ・児童館など、幅広い保育施設を全国で360ヶ所以上運営しております。 ライクキッズ・ライクアカデミーは、子どもも保護者も安心できる『第二の家』を提供し、働く子育て世代を応援しています。

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