広々としたホールでのびのびと遊べる 新宿に認可保育園を新規開設、10月1日より運営をスタート

子育て支援サービス事業を営み、保育施設を運営するライクキッズ株式会社は2022年10月1日に直営の「にじいろ保育園市谷加賀町」の施設運営を開始いたしました。当園は広々としたホールが特徴で、子どもたちの遊び場や防災訓練の場として活用予定です。

■待機児童数の減少時代でも、選ばれる保育施設を目指す
 令和4年4月1日時点での日本の待機児童数は2,944人となり、前年比マイナス2,690人と減少傾向にあります。ただ、「隠れ待機児童」と呼ばれる待機児童に含まれない児童(入所を希望しているが待機児童として数値に現れない児童)の人数は61,283人で、前年比マイナス2,298人と高止まりしています※1。自治体から紹介してもらった保育園が勤務先と離れていて預けにくいことや、兄弟で違う保育園となると送り迎えが困難となってしまうこともあり、特定の保育園を希望する人が多いのです。
 ライクキッズでは待機児童問題に対応して、認可保育園の新規開設を引き続き進めております。また、今後待機児童数が改善されていく潮流を踏まえ、実質的に保育待機児童がゼロとなる地域でも「選ばれる保育施設」目指していかなければなりません。「選ばれる保育施設」を目指すためのポイントとして保育の質の向上が挙げられ、そのためには保育士の安定的な確保が必要となります。
 施設数増加の陰では保育士不足という別問題が実態としてあり、令和4年4月時点で全職種平均(全国)の有効求人倍率は1.17倍のところ、保育士の有効求人倍率は全国で1.98倍、東京都では2.56倍と依然高い水準です※2。ライクキッズでは働き続けられる環境を提供する施策として、全国に380ヶ所以上の保育施設を運営していることを活かし、他の園への異動希望申請を取り入れ「結婚や家族の転勤に伴う転居のための離職」等の防止を行っています。また、総合職や本社勤務などのキャリアアップが可能な職種の拡充なども行い、保育士の採用に力を入れています。

※1 参考:厚生労働省「(参考)申込者の状況(令和4年4月1日)」
※2 参考:厚生労働省「保育士の有効求人倍率の推移(全国)」令和4年4月
 
■広々としたホールがある「にじいろ保育園市谷加賀町」

 今回開設したにじいろ保育園市谷加賀町は、他の園との違いとして玄関から入ってすぐの場所に広々としたホールを作りました。ここでは子どもたちの遊び場に加え、園での防災訓練や様々な行事開催など幅広い活用を予定しています。また、これまでの園と同様、自然素材を用いた明るい保育室となっており、国産間伐材のヒノキなどをふんだんに使用した家具や手作り遊具も導入。自然の暖かな感覚に触れながら、園生活を送ることができます。​

▲国産間伐材のヒノキをふんだんに使用した家具

▲広々としたホールでは防災訓練や行事開を予定しています

 

▲広々としたホールでは防災訓練や行事開を予定しています