廃食用油を再利用したリサイクル石鹸をライクキッズの認可保育園165施設で導入開始~毎日の手洗いで食育・環境問題を体感し、考えられる子どもを育てる~
ライクキッズは、廃食用油を再利用した、手肌にやさしいリサイクル石鹸の導入を2024年4月より165ヶ所の認可保育園にて開始しました。
ライクキッズでは運営する保育施設において約11,000名のお子さまをお預かりしていることから(2024年1月現在)、次の世代にバトンを渡し続けていけるよう持続可能な社会を実現することに社会的責任を感じています。特に近年ではSDGsの高まりのもと「食育」に力を入れ、「育てる・つくる・食べる・知る」をテーマに、味覚がつくられる重要な時期である乳幼児期の食環境づくりや、食材について学び触れる体験を通して食への興味関心を促進しています。これらの活動の一環として、食事を作る中で廃棄されていた油を、自分たちが使用する石鹸へと再利用させることで、より身近で、子どもたちが毎日「食育」「環境問題」を体感できるリサイクル石鹼の導入を検討していました。本格導入に先駆け、2023年より試験的に数園での利用を開始し、1年間の試用期間を経て、廃食用油特有の匂いが一切気にならず、子どもたちが環境について考えるきっかけになればという想いから、この度、165ヶ所の認可保育園にて導入することとなりました。
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リサイクル石鹸が出来るまでのフロー
① 使用済食用油・廃油回収
② 廃油を中間処理施設でろ過・脱水
③ 油脂メーカーにより化粧品原料となる高純度な脂肪酸に再生
④ 手肌に使える高品質なリサイクル石鹸が完成
※廃油生成脂肪酸約400gからリサイクル石鹸10kgが精製されます。
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リサイクル石鹼が叶える3つのこと
・パーム由来の脂肪酸原材料を削減することで持続可能な循環型社会の構築に貢献
・安全な石鹸という界面活性剤で海や川の生態系を保護することが可能
・合成の界面活性剤ではない“石鹸”は安全にやさしく手肌を守ることもできる
合成でない界面活性剤を使用した石鹸は、将来の子どもたちのためにも環境にもとてもやさしく、環境に対する負担を減らすために、手肌にも優しく安全なリサイクル石鹸を活用します。
今後、ライク株式会社の子会社で、介護関連サービス事業を営むライクケア株式会社でも廃食用油石鹸の導入を予定しています。これらの活動を通し、ライクグループ全体として持続可能な社会作りの実現に取り組んでまいります。
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